田舎で楽天モバイルは使える?元バイヤーの5人家族が実際に使ってみた電波状況をレビュー。田舎転勤・移住予定の方必見。料金は月1,078〜3,278円で、auから乗り換えで年8.4万円削減できました。
楽天モバイルの田舎カバー状況:人口カバー率99.9%
まず大前提のデータから。楽天モバイルの人口カバー率は99.9%(2024年時点)。つまり日本の人口の99.9%が住むエリアで楽天モバイルが使えるということになっています。
ですが、これはちょっと怪しいです。実際の使用感はこちら。
田舎での楽天モバイル利用 自己評価マップ
| エリア | auとの差 | 評価 |
|---|---|---|
| 地方の住宅街 | ほぼ同じ | ◎ 問題なし |
| スーパー・街中 | ほぼ同じ | ◎ 問題なし |
| 幹線道路 | ほぼ同じ | ◎ 問題なし |
| ローカル線の駅周辺 | ほぼ同じ | ○ おおむね問題なし |
| 山間部 | 楽天やや弱い | △ 場所による |
| 海沿いの一部 | auの方が強い | × 弱い |
| 地下(商業施設) | auの方が強い | × 圏外もあり |
※我が家の実使用での自己評価。地域差・条件差があります。
一目でわかる通り、日常生活エリア(住宅街・街中・幹線道路)では楽天モバイルとauに差はほぼありません。差が出るのは山・海沿い・地下の一部です。
楽天モバイルで電波がなくて困った場所ランキング【体験談+口コミ】
ネット上の口コミと私の実体験を統合して、電波で困りやすい場所ランキングを作りました。
| 順位 | 場所 | 困る理由 |
|---|---|---|
| 1位 | 地下(商業施設・地下鉄) | キャッシュレス決済が使えない/地図が開けない |
| 2位 | 山間部・登山道 | 緊急連絡ができない/GPSログ通信不可 |
| 3位 | 海沿いの一部 | マラソン大会・釣り・サーフィンで圏外 |
| 4位 | ビル・マンションの屋内奥 | 鉄筋コンクリで電波が届きにくい |
| 5位 | 主要駅のホーム | 人が多く輻輳すると遅くなる |
私の実体験だと「マラソン大会で海沿いや山を走ったらずっとずっと。完全圏外」が一番困りました。ランニングアプリで記録を取っていたのに、通信ができず家族に途中経過が送れない。ゴール後にやっと電波が復活しました。なんなら音楽も聞けない。本当にこの時はがっかりでした。
バイヤー時代に出張で海沿いの街に行った時はauで問題なかったので、
「ここはauの方が強かったな」と実感した瞬間でした。
ただ、こういう場所に行くのは年に数回。日常生活の95%では一切困りません。
auと楽天モバイル 場所別比較まとめ
| 場所 | au | 楽天モバイル | 差 |
|---|---|---|---|
| 自宅(住宅街) | ◎ | ◎ | なし |
| スーパー・店内 | ◎ | ◎ | なし |
| 幹線道路 | ◎ | ◎ | なし |
| 電車(ローカル線) | ◎ | ○ | 微差 |
| 山・登山道 | ○ | △〜× | au有利 |
| 海沿い一部 | ◎ | × | au有利 |
| 地下 | ○ | △〜× | au有利 |
| 月額料金 | 約7,000円 | 1,078〜3,278円 | 楽天有利 |
日常生活の90%は差がない。差が出るのは山・海沿い・地下だけ。その「10%の不便」と引き換えに年間8.4万円の節約。バイヤー的にはこのトレードオフは「買い」です。
もう一つの落とし穴:SIMカードが熱で壊れた実体験
乗り換え後に物理SIMカードが壊れて通信不能になったことがあります。楽天モバイルに限らず、物理SIMなら全キャリアで起こりうる話です。
SIMカードが壊れる原因ランキング
| 順位 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 1位 | 高温(夏の車内・直射日光) | 車に放置しない |
| 2位 | 静電気(冬の乾燥) | 抜き差し時に触らない |
| 3位 | 水濡れ | 防水スマホでも過信しない |
| 4位 | 経年劣化(3〜5年) | 定期的な再発行 |
| 5位 | ホコリ・端子の汚れ | エアダスターで掃除 |
私の場合は1位の「高温」が原因。充電しっぱなしたまま買い物に行って、戻ったら通信不能でした。
この経験から言えるのは、eSIMにしておけということです。
eSIMとは?物理SIMとの違いと設定方法
eSIMとは
eSIM(イーシム)はスマホに内蔵された本体一体型のSIMのこと。物理カードが不要で、データだけをダウンロードして使います。
| 項目 | 物理SIM | eSIM |
|---|---|---|
| 形状 | カード型 | スマホ内蔵 |
| 開通までの時間 | カード配送後(2〜3日) | 即日 |
| 熱・紛失で壊れる | あり | なし |
| 機種変更の手間 | カード差し替え | オンライン再発行 |
| 対応機種 | ほぼ全機種 | iPhone XS以降・新しめのAndroid |
iPhoneでのeSIM設定手順(楽天モバイル)
楽天モバイルならスマホだけで10分以内にeSIM開通できます。
1. 楽天モバイル公式サイトでeSIMを選んで申し込み(本人確認はAIかんたん本人確認で1分)
2. 申し込み完了後、my 楽天モバイルアプリをダウンロード
3. アプリにログインし「楽天回線の開通手続き」をタップ
4. 申込みに使ったスマホでそのまま開通する場合はアプリが自動でeSIMをインストール(QRコード不要)/別のスマホやPCで申し込んだ場合は表示されたQRコードを使うスマホのカメラで読み取る
5. 「アクティベーションが完了しました」と表示されたら完了
6. iPhoneを再起動して電波が「Rakuten」になっていればOK
物理SIMの場合は郵送を待つ必要がありますが、eSIMなら申し込みから最短数時間で使える。しかも熱や紛失で壊れません。これから乗り換えるなら絶対eSIMです。
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客観データ:楽天モバイルは本当に満足度高い?
私個人の体験だけだと偏るので、客観データも紹介します。
| 調査 | 結果 |
|---|---|
| オリコン顧客満足度 携帯キャリア部門 | 過去複数回1位を獲得(楽天モバイル) ※最新の年度別ランキングはオリコン公式参照 |
| 継続意向(MMD研究所調査) | 4大キャリアで上位水準 ※具体的な数値は調査時期で変動。MMD研究所公式参照 |
| 乗り換え先としての人気 | 主要キャリアの中で上位 ※調査主体・年度で順位変動あり |
ドコモやauから楽天モバイルに乗り換える人は多いんですが、楽天モバイルから他社に乗り換える人は少ない。これは「乗り換えて満足している人が多い」ということです。
バイヤー時代に学んだ指標で「リピート率」があります。売れ行きより、買った人が続けて買ってくれるかどうか。楽天モバイルの継続意向は4大キャリアで上位水準で、このリピート率が非常に高いことを意味します。
田舎で楽天モバイルをおすすめする人・しない人
おすすめする人
・自宅と職場にWi-Fiがある(データ通信の大半はWi-Fi経由)
・生活圏が住宅街・街中・幹線道路(ここは差がない)
・楽天経済圏を使っている(SPU+ポイント還元の恩恵大)
・月のスマホ代を5,000円以下にしたい
おすすめしない人
・頻繁に山や海沿いに行く(登山・釣り・サーフィンが趣味の人)
・仕事で電波が途切れると致命的(外回り営業で山間部を走る人)
・地下鉄を毎日使う(地方は少ないが、都市部に通勤する人)
よくある質問(FAQ)
Q1. 楽天モバイルの「人口カバー率99.9%」は本当?田舎でも問題ない?
「人口カバー率」は人口居住エリアの99%以上をカバーという意味で、面積カバー率とは違います。日常生活エリア(住宅街・街中・幹線道路)はほぼ問題ありませんが、面積比でカバーされていない山間部・海沿いの一部・地下では圏外になる場合があります。郵便番号エリア確認は楽天モバイル公式エリアマップで1分で可能です。
Q2. 山間部・登山で電波が弱いのは仕様?
はい、楽天モバイルは自社回線が中心で低い周波数帯(プラチナバンド)の整備が進行中のため、山間部の電波カバーは大手3社より弱い傾向があります。2024〜2026年にかけて新バンド(700MHz帯)の運用が始まり改善中ですが、登山・山間部勤務の方は要注意です。
Q3. 物理SIMとeSIMはどちらを選ぶべき?
iPhone XS以降・新しめのAndroidならeSIMが圧倒的におすすめ。即日開通・熱や紛失で壊れない・機種変更時もオンライン再発行で完結します。物理SIMは古い端末や2回線運用で必要な場合のみ選ぶ形でOKです。
Q4. 楽天モバイルから他社に戻すのは簡単?縛りはある?
違約金・解約金は一切ありません(最強プラン)。MNP転出手数料も無料です。手続きはmy 楽天モバイルアプリでMNP予約番号を取得→他社で乗換申込みの2ステップ。万が一電波で困ったら戻せばいいので、ハードルは低めです。
Q5. 田舎で「楽天モバイル+自宅Wi-Fi」の組み合わせはアリ?
非常にアリです。自宅と職場にWi-Fiがあればモバイルデータの大半はWi-Fi経由になり、電波の弱さや速度のばらつきはほぼ気になりません。我が家は楽天ひかり(戸建て月5,280円)+楽天モバイルの組み合わせで、年間約9.7万円の通信費削減になりました(楽天モバイル年8.4万円+楽天ひかりセット還元年1.32万円)。
楽天モバイルのエリア確認方法【契約前にチェックすべき4ステップ】
「楽天モバイル 田舎 電波」で検索する人が一番気になるのは「自分の家・通勤路で本当に使えるか」です。契約してから後悔しないための、エリア確認方法を4ステップで紹介します。
ステップ1:楽天モバイル公式エリアマップでまず確認
楽天モバイル公式のサービスエリアページに、住所単位で電波状況を確認できる地図があります。
- 濃い赤(4G LTE):自社回線・問題なく使える
- 薄い赤(パートナー回線エリア):au回線借用・通信制限なし(無制限プラン)
- 白(圏外):使用困難・契約は要注意
2024年6月から楽天は自社プラチナバンド(700MHz帯)の運用を開始したので、地下・室内・山間部の電波が以前より改善されています。古い情報(2023年以前のレビュー)は鵜呑みにしないこと。
ステップ2:自宅・職場・通勤路の3点を必ずチェック
地図上の電波状況は実体感とズレることもあります。最低でも3地点(自宅・職場/学校・通勤通学路)を確認しましょう。
- 自宅:1階・2階・トイレ・浴室など室内の隅まで(プラチナバンド対応で改善傾向)
- 職場・学校:地下・ビル中心部は弱いことが多い
- 通勤通学路:山間部・トンネル・地下鉄を通る人は要注意
ステップ3:地元の楽天モバイル利用者に「リアル」を聞く
地図やマップだけでは分からない実体験があります。地元の知人・SNS(X)で同じ地域の利用者を検索して、リアルな使用感を聞くのが有効。
X検索で「楽天モバイル ◯◯市」「楽天モバイル ◯◯町」と検索すると、リアルなつぶやきが見つかります。良い口コミも悪い口コミも参考になります。
ステップ4:万一「使えない」と感じたら早めの解約・乗り換え
楽天モバイルは解約金・最低利用期間ゼロ。契約してみて「やっぱり使えない」と感じたら、いつでも解約できます。
- 解約は「my 楽天モバイル」アプリから5分で完了
- 違約金・解約手数料はゼロ
- MNPワンストップ対応で他社(ahamo・povo等)への乗り換えもスムーズ
- SIMカード返却不要
「契約したらずっと縛られる」という心配はないので、「とりあえず1ヶ月使ってみる」のもアリ。月1,078円〜(〜3GB)から始められるので、お試し感覚でOKです。
結論:楽天モバイルが「危ない」「使えない」と感じる人の多くは、事前のエリア確認不足が原因。公式マップ+自分の生活圏3点+地元利用者の声を確認すれば、田舎でも使える可能性が高いです。違約金ゼロなので、迷ったらまず1ヶ月試してみるのが最短ルート。
まとめ:田舎でも楽天モバイルは「ほぼ」使える
正直に言います。100点ではない。でも85点。
山と海沿いで電波が弱いのは事実。SIMカードが熱で壊れたのも事実。でも日常生活で困ったことはほぼありません。
そしてauと比較して月額7,000円安い。年間で8.4万円。10年で84万円の差になります。
「田舎だから無理」と決める前に、まず1分でエリア確認してみてください。そして乗り換えるなら絶対eSIM。これだけは間違えないでください。

